新刊『自由への道―逃亡奴隷ハリエット・タブマンの生涯』

キャサリンクリントン著、廣瀬典生訳、2019年3月10日、晃洋書房

逃亡奴隷として自由の地に渡ったハリエット・タブマンは、自ら逃亡支援の秘密組織「地下鉄道」の先導者となった。また南北戦争ではスパイとして北軍の勝利に貢献し、戦後は女性権利獲得運動を支援し、そして何よりも不幸な運命を背負った黒人同胞のために命をささげ、福祉施設建設という長年の夢を実現した一本書は南部史家による、そのような黒人女性の伝記である。(引用元