National Slavery Museum かつて最大の南部奴隷市場となった跡地があるバージニア州リッチモンドに設立予定の国立奴隷制博物館。先日、リッチモンド市議会が設立費として1.5億円の資金の割当を決定。

International African American Museum 大西洋奴隷貿易によりアフリカから南北アメリカに奴隷として連れられた人々の歴史を、アフリカから大西洋の航海を含めた物語から伝える博物館。かつて奴隷貿易の玄関港となり、全米に売買された黒人奴隷の半数以上を…

Africatown Heritage House 1860年に米国最後の奴隷船クロティルダ号によりダホメ王国（現在のベナン）から米アラバマ州に連行された人々により、奴隷解放後に建てられたコミュニティ「アフリカタウン」の歴史を伝承する博物館。2022年秋頃開館予定。

Fort Monroe National Monument 1619年、オランダの商船によって20人のアフリカ人が現在のヴァージニア州モンロー砦に到着したことを、黒人奴隷制度における重要な歴史的出来事と記念すべく建てられた記念碑。

Harriet Tubman Underground Railroad State Park & Visitor Center 地下鉄道の指導者のひとりであり、南北戦争以前に300人の奴隷化された黒人の逃亡の手助けに成功したハリエット・タブマンにまつわる博物館。

National Underground Railroad Freedom Center 19世紀アメリカで奴隷化された黒人たちが北部の自由州へ向かうために使用した逃亡路、また彼らを手助けした組織である「地下鉄道」に関する博物館。2004年に「奴隷制の廃止と全ての人々の自由を保障すること」…

America's Black Holocaust Museum アメリカの奴隷制、ジム・クロウ政策の遺産に関する啓発を通じて人種間和解を促進することを目的に設立。

McLeod Plantation Historic Site サイスカロライナ州ジェームズアイランドにあるかつての奴隷制プランテーション。アフリカから同州に連れてこられ、奴隷化された人々の子孫であるガラ、ギーチーの文化的・歴史的遺産を残す貴重なプランテーションとして保…

Old Slave Mart Museum 1808年の奴隷貿易廃止後に盛んになった国内奴隷貿易の中心地であったサウスカロライナ州チャールストンの物語を伝える。当館は1939年に全米で初めて設立された奴隷制博物館。

Lest We Forget Museum of Slavery フィラデルフィア唯一の奴隷制、奴隷貿易関連の骨董品を展示した博物館。足枷、鎖、手錠、焼印をはじめ、奴隷を罰するために用いた鉄器なども展示されている。さらに奴隷制時代後のジム・クロウ政策時に黒人への偏見を煽る…

The National Memorial for Peace and Justice レガシー博物館との開館と同時にEJIにより設立されたリンチメモリアル。800個の鉄骨の柱が天井から吊り下げられており、1952年までのリンチの事例が犠牲者の名前とともに記録されている。館内に展示される彫刻…

The Legacy Museum 2018年にアラバマ州モンゴメリーにて、米南部の人種差別の遺産を伝えるために公民権団体Equal Justice Initiative (EJI)によって設立された。博物館は奴隷として売られる前のアフリカ人が収容されていた建物に設けられた。奴隷貿易から人…

Whitney Plantation 奴隷化された人々の経験と生活に焦点を当てたルイジアナ州唯一のプランテーション博物館。サトウキビを栽培する大農場で、奴隷とされた多くは子供であった。そのため、館内全体でアーティストWoodrow Nashによる奴隷化された子供たちの彫…

National Museum of African American History and Culture 2016年9月、ワシントンD.C.にて開館。奴隷制度、ジム・クロウ政策、公民権運動、初の黒人大統領など、アフリカ系アメリカ人の歴史を様々な側面から知ることのできる、全米最大のアフリカ系アメリカ…