『貿易の世界史――大航海時代から「一帯一路」まで』

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『貿易の世界史――大航海時代から「一帯一路」まで』福田邦夫著, 2020, ちくま新書

貿易は互いに利益をもたらすものと思われているが、その本質は奪い合いであり、近代以前の貿易は戦争そのものだった。現代でもTPPや米中摩擦に見られるように、貿易は各国の利害が対立する"戦場"となっている。加えて今日のグローバル経済下では、国家と多国籍企業が争う場ともなった。本書では国際貿易の始まった大航海時代までさかのぼり、貿易が資本主義経済を成り立たせ、覇権を握る手段として利用されてきた歴史を描く。(引用元